中海岸「VILLAエバー」の完成内覧会に多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。この場であらためて御礼を述べさせていただきます。
エバーの家づくりがいかにていねいであるかを多くの人に実感してもらいたい、そんな気持ちを強くもって行われた今回の完成内覧会。無事終えた今、いつにも増して感動が多く残りました。のべ70組をこえる多くの方々にご来場いただき、ご覧いただけたことは、その最も大きな喜びです。また、それだけではなく、がんばったかいあっての嬉しい出来事はほかにもいろいろとありました。
そのひとつをご紹介します。それは「VILLAエバー」完成直後、関わった職人達と食事を共にしている時、彼らが口々に言った、この言葉です。
「自分があれだけやれるなんて思わなかった。」
人間誰しも自身の限界のようなものを勝手に定めてしまいます。
けれども今回の「VILLAエバー」プロジェクトは、家づくりの楽しさや奥深さというものを、我々にあらためて強く感じさせてくれました。結果と同じくらいに、過程というものがいかに大切であるか。切磋琢磨した過程の先だけに、満足できる結果があるということ。あらゆることはとうに分かりきっているベテランの職人が皆、自身の技の限界に挑んだり、ふんだんに知恵を振り絞ったり、粘ってくれたのですから。個々がそれぞれの仕事の意味というものをしっかり考え、腕だけでなく、頭だけでなく、その両方をフルに駆使して一丸となっていい家づくりに取り組んでくれたのです。
「自分があれだけやれるなんて思わなかった」「いやあ本当にそうだ」「その通りだ」・・・ビールを片手に皆が興奮し、喜び合ったのです。
エバーとともに働いてくれる職人は、高い技術と高い志をもった人間しかいません。その集団が今、またひとつ壁をこえて、そして心をひとつにした感があります。その変貌は、必ずやこれからの家づくりに結果を残すはずです。
未来のお施主様にも、我々はきっちりと言うことができます。「楽しみにしてください」、と。