エバーの敵、それは「先入観」かもしれない。

「エバーさんって高いと思っていました。」
先日、エバーで家を建て直すことが決まったお施主様が仰っていた言葉です。
そのお施主様はご事情からいち早く新居を建てる必要があり、どこに依頼するか候補を思案されました。いくつかの会社がリストアップされたのですが、そこにエバーの名前はなかったそうです。エバーのことを「いや、あそこは高いでしよ、きっと」と思い、躊躇されたということです。
そういった先入観によりエバーが初期段階で除外されてしまうことが、これまでにも多々あったのではないか?と思うと、無念です。
しかし当のお施主様は思い直してくださいました。「いや、ちゃんと聞いてみたらいいじゃないか。聞いてみないとわからないじゃないか」と。私たちはご訪問を受け、お話をお伺いし、条件やご希望に沿うかたちでプランを組み立てました。当のお施主様はようやく世間の先入観が誤りであることを知りました。エバーのご提案する内容が、あらかじめご自身で決めた想定内だったことでご安心くださいました。「エバーは高い気がする」という感覚から、「どうしてもっと早くエバーに相談しなかったのだろう」というお気持ちに変わっていただきました。
エバーは、安さを売りにして家をつくる会社ではありません。「価格」を売りにしてきたことは一度もありません。ただ、そのことを角度を変えて見られてしまうと、ひょっとすると曲がりに曲がって「エバーは高い気がする」というイメージにすり替わってしまうのかもしれない、そんなことを当のお施主様が持たれていた先入観から痛感しました。よくないですね。もっとエバーのこと、ご理解いただく必要がある。そう感じています。
ただそうした話の一方で、ゆくゆくは大手ハウスメーカーのように「信頼」の看板を掲げ、その分価格が多少高くてもそれは至極当然、というようなハイブランドになってゆくことも必要かと思われます。否、信頼度はメーカークラス、デザインはそれ以上。そういう認識を持ってもらえるよう努力していこうと思っています。