エバーグリーンホーム 2014春の完成内覧会について

今月の最後の週末、3月の29日・30日の土日に、久しぶりにエバーグリーホームが内覧会を開催します。どなたでも見学ができます。もちろん無料です。この機会にエバーがどんな家を建てているのか、ぜひご覧いただきたいと思います。(詳細はオフィシャルウェブサイト内「News」にある情報をご覧ください。)

場所は中海岸1丁目です。今回は狭小地の邸で、お施主様が賃貸住宅として土地活用をするためにつくられた邸です。茅ヶ崎では、駅から徒歩圏内であれば、持て余している土地に住宅をつくり、そこを貸して利益を得ることができます。しかしながら、その住宅に魅力がなければ借りる人はいません。建てれば勝手に人が借りてくれるというほど、賃貸住宅の土地活用というのは甘いものではありません。いかにその建物に暮らしやすい配慮があるか、魅力的なデザインであるか、それらがないと、借り手がつかず家賃設定を下げることになってしまいます。エバーが賃貸用住宅をつくる際に重要視していることは、機能面でもデザイン面でも、流行りすたりに左右されない、何年でもずっと住み続けたくなるような家をつくることです。色あせることなく、愛着が膨らんでいくような家です。それはつまり、新築時だけもてはやされて、新築でなくなると借り主がいなくなり、オーナー様に維持費の負担だけがのしかかるような家にしないためです。

目新しい設備を付けている、とか、ローコストを意識している、といった他の大小のメーカーとは異なり、エバーの家づくりというのは「わかりやすさ」に欠けている部分があると思います。宣伝文句にはなりづらい工夫や苦労や知恵ばかりだし、お客様によってそのどこに力点を置くかというのは自ずと変わっていくわけなので、エバーの家づくりは何がいいのか?と問われると、一慨には言いづらいです。しいて言うなら「お施主様らしさをつくる」という面で多くのお客様からのご指示をいただいています。家づくりを何度か経験し、家づくりの何たるかを熟知している方が、次も、その次もと、エバーをご指名してくださいます。エバーで建てた家を親友のご家族におすすめしてくださることが、何年もエバーの大きな支えとなっています。それがどうしてかを、宣伝文句のようにひと言で伝えることは非常に難しいです。だからこそ内覧会に来ていただくことは、エバーの「お施主様らしさをつくる」を直接目の当たりにしていただくための、絶好の機会です。これから家づくりをお考えの方にとっても、いろいろと学んでいただくための、いい機会だと捉えていただけたらと、恐縮ですが述べさせていただきます。

エバーの内覧会は毎回、何か目を引くようなイベントとか、素敵なおみやげなどをご用意しているわけではありません。しかしその分、家を細部に渡り直に見ていただくことに時間をさいていただける、と思います。

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