胸を張ってすすめるおいしいお店

私が今、心からおすすめしたい、おいしいお店があります。

それは茅ヶ崎市共恵の焼菓子の店「Sainte-Enfant」。パウンドケーキやクッキーなどがメインのお店です。すでにたくさんの顧客がいらっしゃるそうですが、何せそこの奥様が一人で作っていることからなかなか製造も追いつかず、週に3日ほどしかお店は開いていません。要するに、作ったそばから売れてしまうという実態なのです。

「おい、だったらどうしてそんなお店を宣伝するんだ?」とお思いでしょう。
だってこれが書かずにおれますか!もう感動的に美味しいのですから。

実はこのお店は、先日エバーが建てた「茅ヶ崎Y邸」です。下階が焼菓子の店「Sainte-Enfant」の工房とショップ、上階がご夫婦のお住まいになっています。
くわしくはこちらをご覧ください。

なんだ、お施主様だから褒めているのか、ですって?とんでもない。私はそんな人間ではありません。本当に(しつこいようですが)美味しいのです。口にしたスタッフも、打合せでお菓子をお出ししたお客さまも、異口同音に「美味しい!」と感動されているのですから、間違いはありません。味は特別に個性的であるとか、アイデアが効いているといった類ではなく、変化球ではない正統派の美味しさです。どこかにご挨拶に伺う時、何を持っていこう・・・そんな時に、いま真っ先に思い浮かべるのが、この「Sainte-Enfant」のお菓子です。きっと、誰でもが美味しいと喜んでくれる、そんな確信があるからです。

ぜひ一度お試しください。ただし、品切れは必至です。営業日はなるべく早い時間にお出かけを。事前に電話で聞いてみるのもいいかもしれません。

美味しいものの話ついでですが、味の好みは本当に人それぞれですね。ミシュランが上陸して5年目、先月発表された調査対象は湘南エリアまで拡大されました。従来の東京・横浜・鎌倉に加えて、横須賀、葉山、逗子、藤沢、茅ヶ崎、平塚ほか9の市町村が新たな対象になりましたね。藤沢市では「幸庵」が三つ星を獲得して話題になりました。

「あれ、どうしてこんな店が入ってるんだ?」「あれ、なんであの店が入っていないんだ?」等々、ひとり考えたり、他人の感想を聞いたりしています。とくに「あれ、どうしてこんな店が入ってるんだ?」という部類の話については、自然と盛り上がります。大きな声では言えないことがたくさんあるというのも、内緒話のようで楽しいです。そして最後は「ミシュランって、どうなんだろうね 笑」。
私もまた、個人のブログ内で「エバー的ミシュラン」=「エバラン」などと称して勝手に美味しい店を紹介しています。これもまた他人には突っ込みどころが満載です。舌は千差万別、自分が贔屓にする店が自分のミシュランであればいい、そんな風に思っています。

だからこそ「誰もが間違いなく美味しいと感じてくれる」と胸を張って宣言できる「Sainte-Enfant」は、実に貴重なお店ではないかと思うのです。