「エバーホールディングス」を設立しました。

首相が菅さんから岸田さんに交代しました。弁がたたなかった人から弁がたちそうな人に変わったのは、国民の要望をかたちにしたような感があります。それにしても、退陣が決まってから「実はあの人にはさまざまな在職中の功績があった」など書き立てるのは、どうなのでしょう。任期中は説明不足の面ばかりをクローズアップして、良かった面を塗りつぶしていました。マスコミというのはどうしてこうもアンバランスなのでしょう。
まあそうは言っても菅さんの説明下手には辟易しました。リーダーこそ、大切なのは説明が達者であることです。一国のボスであれ、一企業の社長であれ、組織を代表する者は相手に対して相手が理解できるように話をする能力が必要です。それが長の役割です。
相手に理解してもらうように話をするということは、その相手によって話し方を変えてゆく必要があります。相手が自分に何を求めているのかを察して、相手に理解してもらうにはどうすればいいかを考え、相手に理解できる手法で話す。黙っていては伝わらないし、かと言って喋り続けていたってそれが伝わっていないのなら意味がありません。自分の独りよがりでなく、相手の様子を見ながら、どうやったら伝わるだろうか試行錯誤しながら、伝えてゆく。
このたびエバーグリーンホームグループは、ホールディングカンパニーを設立いたしました。名前は「エバーホールディングス」です。横の連携を強化することでさまざまな物事にスピーディーに対処し、仕事の停滞を防ぐ、そのために必要だと判断し設立に至りました。今までも各社のリーダーがそれぞれの判断で会社運営を円滑に行なってきたわけですが、それをさらに充実したものにしていくために、各リーダー達の長として、今まで以上の責任を持って私が機能することになります。
自ずと私の発言の機会や話す内容は、立ち位置が変わることにより周囲の誰かに委ねることが多くなっていくのだろうと想像できます。任せられることは任せてゆく、そうすることで個々がレベルアップしていきます。グループがホールディングスになることで、これからますます個々の能力がレベルアップしていくことは間違いがないと信じています。