茅ヶ崎駅から徒歩圏内という好立地に位置する3階建てのプロジェクトです。
駅近でありながら常設駐車場2台分に加え、来客用1台分の駐車スペースを確保しています。さらに、1階に2部屋、3階に3部屋の最大5部屋に加え、収納部屋も備えた、充実した間取り計画となっています。
3階建ての制限に加え、間口に対して奥行のある不定形の敷地に対してどう採光と採風を取り入れるかを検討した結果、2階の南側(道路反対)にリビングを配置し吹き抜けを設けて3階とつなげる案に落ち着きました。
南側からの採光をメインとしているため、北側には極力開口部は設けておらず、左官の壁とアルミの格子、天井の羽目板がメインファサードを構成するモダンな外観となっています。
また、南側3階部分を道路からセットバックし、バルコニーとすることで二層と三層の間程度のボリューム感とし、軒天に貼った羽目板も相まって道路(道行く人)に対して圧迫感を軽減することに成功しています。
内部は、5メートルを超える3x3.5メートルの吹抜け空間があります。
壁一面に600角の大判タイルと天井の羽目板、ブラックウォールナットのフロア材の組み合わせ。これら重厚感のある素材を、斜めに跳ね出した壁のスリットと、そこからの間接照明の光で浮遊感を演出。キッチンの天板やサッシ、テレビ等々の黒が空間全体を引き締めるアクセントになっています。
リビング以外でも個性的なタイルや異なる素材のパーツを組合せて使用していますが、それらを見切りや透かしを使い、細かな納まりをていねいに仕上げる事で全体的にひとつ
にまとまり、統一感のある空間をつくっています。