お施主様はエバーの左官工事業者様で、建築のことも熟知している方なので、設計はほぼご主人のプラン通りとなっています。大きさやスタイルは明確でしたので、使い勝手を少々アドバイスさせていただく程度でした。
敷地は2宅地分のゆとりある広さで、南に面した広い庭と4台以上の駐車スペースが取れる配置です。窓を大きく明るくとご要望される方が多い中、たくさんの実例をご覧になっているからか、効率のよい最低限の窓配置となりました。
内外装ともご自身で施工され、外壁はモルタル自体にパターンをつけてセラミクリーンを塗るという初の試みでした。
内壁の塗り壁は石をちりばめたりと美しく仕上がっています。細部の職人技を見せていただき、とても勉強になりました。
お打合せ当初より、内部は無垢木材のもつ柔らかで重厚な質感を大事にされていらっしゃいました。メインの1階は建具・巾木・窓枠は全てパイン材で統一し、個々に厚みをもたせることで、でんとした落ち着きをもった内装となりました。内壁も全て左官の仕上げで、さらに有機的で優雅な印象もプラスされ、まさに「呼吸する家」といった感じです。
収納部屋も各階に大きく取ったため、お部屋はすっきりレイアウトされて過ごせそうです。一同に集まれる大きなリビングは広々使え、仲良しご一家の楽しい時間を想像させます。