神奈川区に誕生した、整骨院・スポーツジム・高山トレーニングといったメニューをもつ複合施設のご依頼を賜りました。

駅前という立地、人々が行き交う交差点までの距離、建物に対するファサードボリューム、クライアント様の考える顧客層などをデータに熟考を重ね、どんな施設であるのかが目的外の人々にも察することができるようにデザインのアプローチをおこなっていきました。

整骨院・スポーツジム・高山トレーニングという「静と動の共存」で形成されたショップ。それを追求していくうちに、ついデザインはこれまでの色や形、そういった既成概念に頑なになってしまう時があります。本来はクライアントの思い、機能、そういったものから導き出され、その最終的な要素として空間が形成されていく流れであるべきだという気持ちで考えていきました。

結果、その世界観を表現する骨子をつくりあげたミーティングは、わずかに3回で完了しました。細部へのすべてのこだわりを聞かせてもらったうえで、その責任を100％全うするために、あとはひたすら考えて行き着いた結果です。これから進化していくショップがどう変わってゆくか、これから訪れる多くのカスタマーにどのように感じてもらえるか。それがとても楽しみです。