東京大空襲の際の焼夷弾跡が、和室の天井板に残る歴史ある平屋の改装工事です。
焼夷弾跡を含め、なるべく現況の建物の趣を残しつつ、水廻りの設備、壊れた部分を補修・交換していきました。
日常的にエバーが行っている「つくる」という考え方ではなく、ご家族の思い出とともに古い建物を「残す」「生かす」ということに重きをおいて現場を進めました。
工程がかかりましたが、お施主様をはじめ大工や職人達の理解・協力のもと無事完成しました。
これから先、ご家族の思い出とともにさらなる長い歴史を刻んでいただきたいと願っています。