敷地は、前面道路から2.5メートルほど上がったところにあり、角地に位置しています。現地を訪れると道路を挟んで向かい側が公園となっており、桜の木等の緑が多く心地よい風を感じられました。
邸は、1階に寝室等の居室、2階はLDKと水回りとしています。
階段下を利用することで、居室はコンパクトでありながら、収納を十分に確保しています。
屋根形状は、前面道路から軒樋をなるべく見せないよう配慮し、外観としてすっきりとした印象になるよう計画しました。
狭小地ではあっても内部空間としては豊かに最大限に利用できました。
リビングに配した連窓からは、春には満開の桜が借景として室内を彩ってくれます。
内装は、1階はナラの床材を使用し、玄関奥には奥様のこだわりの手洗い器が取り付いています。
2階は1階とはまた雰囲気が異なり、リビングの床をフロアタイルで仕上げ、洗面・脱衣室・トイレはタイルで仕上げています。洗面化粧台とトイレ収納は造作し、色を統一して仕上げています。