CUSTOMER
FEEDBACK

お客様の声

家づくりなんて理想の70%くらい現実になれば
上出来だと思っていた。

鎌倉S邸

鎌倉 S邸(2020年7月完成)

Introduction

大手の住宅メーカーにいた経験から
家づくりに精通したお施主様。
2件目となるご夫婦の家づくりは
これまでの知識や経験の集大成。
お手伝いできたことに誇りを感じます。

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建築家に依頼することも考えていたが
エバーのプランを見て納得。

奥様
鵠沼に建てた家を事情により手放し、いつか住みたいと思っていた鎌倉に移ってきました。主人は大学で建築を専攻し、その後大手の住宅メーカーにいたこともあり、私たち夫婦はもともと建物や土地を見て廻ることが好きでした。鎌倉もよく訪れていて、ある時に今の空き地物件を見つけ、管理会社であるエバーグリーンホームグループのユニテさんを通じてエバーさんを知りました。そこはエバーさんの建築条件付きでしたが、その条件は外せるということでした。なので別の建築家さんにプランを依頼することも念頭にありましたが、エバーさんのプランを見てから決めようということでスタートしました。 エバーさんのプランを拝見し、納得のいくものを見せていただけたので、本格的に家づくりを依頼させていただくことになりました。
ご主人
かつての仕事柄、この付近にも住宅関連の知り合いはたくさんいますが、そういった旧知の仲に頼むと言いたいことが言えなくなってしまうのではないか、という心配も少しあって、そういう意味でもエバーさんというのはタイミングも含めて良いめぐりあいだったのだと思います。
奥様
私たち夫婦はそうとう個性の強い要望を出していたと思います。たとえば、カーテンを閉めないとプライバシーを守れない窓は極力付けたくない、とか。近い将来に下階でショップをやりたいのでそのスペースを設けることとか。夫婦それぞれが使う車を縦に並べる駐車スペース、とか。全照明でなく照明は極力少なくして、必要なところだけを小さな球でダウンライトで、とか。その他細部も含めてさまざまなこだわりを解決していただきました。
鎌倉S邸01

大胆なデザインの全てに
実は緻密な計算がある。

奥様
我が家はご覧の通りエントランスがある正面の南側と西側に窓を設けていません。外断熱仕様のガルバリウムのファサードが印象的になりました。それには理由があります。通常ならそこに窓を設けると思いますが、それだとどうしてもカーテンやブラインドが必要になります。そうした開け閉めする必要のある窓を設けたくないというのが私たちのこだわりの一つです。その代わりに構造上で外目に触れない内部北側に大開口を設けて外光や通気を取り入れています。そうすることで内部空間は外部から一線を画すことができ、かつあらゆる場所が自然光にあふれた空間になるよう計算しています。
ご主人
「正面の南側は完全に遮断してください」なんていう要望はかなり稀有でしょうね。南側を完全に塞いじゃう人なんてあまりいないでしょ(笑)その分の光の取入れは内部のサッシから充分にできているので、その結果が外から見て塞がれた南側ファサードのインパクトになったのだと思います。
奥様
以前の家では南側に大きな開口部があって、明るい家でした。昨今の温暖化もあると思うのですが、明るさの代償として室内が暑くて仕方がありませんでした。結果的に明るいリビングは年中ブラインドを閉めっぱなし、そしてエアコンなしでは生存すら危ぶまれる空間になってしまっていました。徒然草の中に「家のつくり様は夏を旨とすべし」というくだりがありますが、身をもって実感しました。
ご主人
カーテンやブラインドって結構手入れが大変だし、素材によっては価格もものすごく高くなります。そういったものがなくなれば、その費用を例えば外構とか植栽にかけられます。 我が家の個性の強いこだわりはほかにも随所にあるのですが、その一つが内部の壁の色だったり素材だったりします。ご覧の通り白い壁が一つもないんですよ。塗りも壁紙もはめ込み材も全て自分たちの好みであるグレーっぽいアーシーな色彩を基本にデザインしています。それが全ての空間を特徴的にしているとも思います。
奥様
塗と壁紙の境界線がわからないくらいカラーリングを合わせています。あまり気がつく人がいないくらいに異素材がつながって見えます。天井、柱、壁の構造上の収まりなんかも何気なく凝っているんですが、すごく完成度が高くて満足しています。
ご主人
「新築あるある」なんですが、よく雑誌とかメディアで新しい家の特集とか見たりするんですけど、確かに新しくて綺麗なのに何となくしっくり来ないと言うか、そう感じる事が多かったんです。何故なんだろうと思っていた答えが今回ありました。 それは施工サイドが顧客の要望を全部取り入れて、取捨選択していないからだと思うんです。あれもこれもとやりたいことや使いたい物、そして使いたい色を要求すると、どんなにいい物を使っても結局はチグハグになる。エバーのコーディネーターのMさんはその辺の調整が卓越しています。時にはキッパリ「これは合いません」なんていうことも言ってくださいました。とくに異素材の連続は、その継ぎ目の所に技術的な問題が発生することが多いです。こちらの要求を全て飲むのではなく、好みを知って、それにあった物を提案してくれて、なおかつ収まりを完璧に仕上げるのは、かなりの高難易度だと思います。新築なのに新築感のない落ち着いた仕上がりになったのも、そういったことが背景にあるのだと思います。
鎌倉S邸02

理想の70%くらい現実になれば
それで上出来と思っていた。

ご主人
たかをくくったような言い方になりますが、私の経験上では、家づくりの要望なんて理想の70%くらい現実になれば上出来だと思っていました。だけどエバーさんはほぼ100%達成してくれたと思います。その時々できちんと悩んでくれる、私たちと一緒に「うーん、どうしようか…」と真剣に考えてくれる。 また、費用的に考えた場合、たとえば私が内情を知る中でこれだけの要望をしたら、エバーさんよりだいぶかかるだろう、というのは予測がつきます。これだけのこだわりやわがままを形にできたのはエバーさんにお願いしたからできたことだと思っています。
奥様
私はこのキッチンがとてもうれしいです。以前の家に比べて面材が非常に進化していて、すごく自然な木の風合いで空間をまとめることができているし、少々熱いものを置いても大丈夫になっています。冷蔵庫をはじめ以前の家から持って来たものが多いので、それに合わせてジャストサイズにスペースをつくってくれています。 冷蔵庫に限ったことでなく、リビングのインテリアも照明なども以前の家からのものを使いたかったので、それに合わせてどの空間もデザインしてもらいました。
ご主人
それと、これ大事だと思うんですけどね。エバーの大工のOさんとIさん、現場が毎日すごく綺麗だったんですよ。コロナの件があって時間ができ、頻繁に現場に顔を出したりしていたのですが、一つの作業が終わるたびに一式片づけて綺麗にするんです。もちろん仕事終わりは見渡す限りゴミも何もないし、道具も放置しないで帰る。それが毎日です。いろいろな現場を見ていますが、初めての光景でした。感動すら覚えて、よく写真を撮りました(笑)エバーさんはデザインの面でよく注目されるみたいですが、実はそういうことだけじゃないです。家づくりに対してとか施主に対しての姿勢とか、いわゆる「きちんとしていること」の度合いがハイレベルです。
鎌倉S邸03

これから家を建てる人が
大切にして欲しいこと。

ご主人
イメージトレーニング、でしょうか。日頃からいろいろな家を見たり、雑誌を見たりして、自分が住みたい家の色とか、素材とか、間取りとか、そういうのをイメージすることだと思います。好きな人は自然にやっていることなんだと思いますけどね。
奥様
よく「住む上での機能さえしっかりしてさえすればそれ以上はあまり望まない」という人もいるみたいですけど、それではもったいないと思います。もっと夢を見て、自分の将来の暮らしを楽しんで考えて、家づくりに備えた方が絶対に素敵な家になると思います。心の中にどんどんアイデアの引き出しをつくっていくことは、いざそういう時にとても役に立つと思います。
ご主人
それと、家そのものだけでなく大事にした方がよいことがあります。それは植栽と外構です。家そのものでいっぱいいっぱいになってしまいがちですが、その2つは家が魅力的になるための非常に重要なポイントです。できればそれらも疎かにすることなく、家のひとつとして楽しく考えていって欲しいと思います。
鎌倉S邸04
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